事前調査(スクリーニング)設定ガイド
事前調査の設定方法と各機能について詳しく説明します
事前調査とは
事前調査の目的や流れについて
目的
事前調査は、本調査(AIインタビュー)の対象者を絞り込むための調査です。 例えば「20代女性で、過去1ヶ月以内に化粧品を購入した方」など、 特定の条件を満たす回答者だけを本調査に進ませることができます。
調査の流れ
事前調査で設定した条件を満たした回答者は「通過」となり、本調査に進むことができます。
条件を満たさなかった回答者は「スクリーンアウト」となり、調査が終了します。
基本用語の説明
事前調査で使用する専門用語について
質問タイプ
| 用語 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| SA Single Answer | 単一選択:選択肢の中から1つだけ選ぶ形式です。 ラジオボタンで表示されます。 | 「性別を教えてください」 ○ 男性 / ○ 女性 |
| MA Multiple Answer | 複数選択:選択肢の中から複数選べる形式です。 チェックボックスで表示されます。 | 「よく使うSNSは?」 ☑ X / ☑ Instagram / ☐ TikTok |
その他の用語
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| 通過 | この選択肢を選んだ回答者は本調査に進める、という設定です。 対象外に設定された選択肢を選ぶとスクリーンアウトになります。 |
| ランダマイズ | 選択肢の表示順をランダムにする設定です。 回答者ごとに順番が変わるため、順序バイアスを防げます。 |
| 排他 | MAでのみ使用。この選択肢を選ぶと他の選択肢を選べなくなります。 「上記のいずれでもない」などに使います。 |
| 表示条件 | 前の質問の回答に応じて、選択肢や質問の表示/非表示を切り替える設定です。 |
| 必須回答 | 回答を必須にする設定です。表示条件により選択肢がなくなった場合、 必須ならスクリーンアウト、任意ならスキップになります。 |
質問の作成
質問の追加・編集・削除について
「質問を追加」ボタンをクリックすると、新しい質問が追加されます。
質問カードの複製アイコンをクリックすると、同じ内容の質問をコピーできます。
「上へ」「下へ」ボタンで質問の順番を入れ替えられます。
ゴミ箱アイコンをクリックすると質問を削除できます。最低1問は必要です。
質問の設定項目
選択肢の設定
通過・ランダマイズ・排他の設定方法
選択肢一覧の見方
| 列 | 説明 |
|---|---|
| 対象外 | チェックを入れた選択肢を選んだ回答者はスクリーンアウトになります |
| ランダム | チェックを入れた選択肢の表示順がランダムになります |
| 排他 | MAでのみ表示。チェックを入れると他の選択肢と同時に選べなくなります |
| 表示条件 | 前の質問の回答に応じて選択肢を表示/非表示にできます |
通過設定のポイント
- •通過にチェックを入れた選択肢のうちいずれか1つでも選ばれれば通過します
- •通過にチェックがない選択肢のみを選んだ場合はスクリーンアウトになります
- •ヘッダー行の「全て選択」チェックボックスで一括設定できます
例: 「よく飲む飲料は?」という質問で、ビールと炭酸飲料に通過チェックを入れた場合、 ビールまたは炭酸飲料を選んだ人が本調査に進めます。お茶のみを選んだ人はスクリーンアウトになります。
ランダマイズのポイント
- •チェックを入れた選択肢の間で順番がシャッフルされます
- •チェックを入れていない選択肢は元の位置に固定されます
- •「その他」「上記のいずれでもない」などは固定にすることが多いです
排他設定のポイント(MAのみ)
- •排他にチェックを入れた選択肢を選ぶと、他の選択肢の選択が解除されます
- •「上記のいずれでもない」「わからない」などに使用します
- •排他項目は1つの質問につき1つだけ設定できます
表示条件の設定
前の質問の回答に応じた表示制御
選択肢の表示条件
前の質問で特定の選択肢が選ばれた場合にのみ、その選択肢を表示する設定です。
例: Q1「よく飲む飲料は?」でビールを選んだ人にだけ、 Q2「好きなビールブランドは?」で「アサヒ」「キリン」を表示する。
設定方法:
- 2問目以降の質問で、各選択肢の「表示条件」列のドロップダウンを開く
- 「Q1: ビール」のように、条件となる質問と選択肢を選ぶ
- その選択肢が選ばれた場合にのみ表示されるようになります
注意: 表示条件には「通過」設定されている選択肢のみ指定できます。
質問のスキップ条件
前の質問で特定の選択肢が選ばれた場合にのみ、その質問を表示する設定です。 条件を満たさない場合は質問全体がスキップされます。
例: Q1「お酒を飲みますか?」で「はい」を選んだ人にだけ、 Q2「よく飲むお酒の種類は?」を表示する。「いいえ」を選んだ人はQ2をスキップ。
設定方法:
- 2問目以降の質問で「質問の表示条件」のドロップダウンを開く
- 「Q1で特定の選択肢を選んだ場合」を選ぶ
- 表示されるチェックボックスで、条件となる選択肢を選ぶ
自動処理について
表示条件により選択肢が減った場合の挙動
表示条件の設定により、実際に表示される選択肢が0個または1個になる場合があります。 その場合、以下のように自動処理されます。
選択肢が0個になった場合
| 必須設定 | 挙動 |
|---|---|
| 必須回答 ON | 回答できないためスクリーンアウトになります |
| 必須回答 OFF | 質問をスキップして次の質問へ進みます |
選択肢が1個になった場合
SA・MA両方で、その選択肢が自動的に選択され、質問画面は表示されずに次へ進みます。
注意: 自動選択された選択肢が「対象外」設定されている場合は、 スクリーンアウトになります。
注意点
設定時に気をつけるポイント
表示条件の整合性
以下の操作を行うと、既存の表示条件が無効になる場合があります。 その際は確認ダイアログが表示されます。
- •質問を移動して順序が変わった場合
- •参照されている選択肢を削除した場合
- •選択肢の「通過」設定を外した場合
- •参照されている質問を削除した場合
プレビューで確認
設定が完了したら、必ず「プレビュー」機能で実際の回答画面を確認してください。 様々なパターンの回答をシミュレーションして、意図通りに動作するか確認することをおすすめします。
早見表
| 機能 | 対象 | 説明 |
|---|---|---|
| 対象外 | 選択肢 | スクリーンアウトになる条件 |
| ランダム | 選択肢 | 表示順をシャッフル |
| 排他 | 選択肢(MA) | 他と同時に選べない |
| 表示条件 | 選択肢 | 条件付きで表示/非表示 |
| スキップ条件 | 質問 | 条件付きで質問をスキップ |
| 必須回答 | 質問 | 回答を必須にする |